2011年06月13日
遠野秋彦の庵創作メモ total 2605 count

オルランド・シリーズのビジュアルの世界2

Written By: 遠野秋彦連絡先

不明 §

 これはオルランド関連らしいのだが、説明する文字が無く全く不詳、ただし、右の何かは別の小説のプレアデスIII級に酷似しているのでそっちかもしれない。だとするとオルランドとは別口なのだが、オルランドとの関連性がある。紆余曲折の後、セカンド・オルランド王子のジョークオル・グレスフォがタバチーネ星人のドッチーとプレアデスIIIに乗ることになるのだ。

不明

(2020/11/26追記)セカンド・オルランド王子のジョークオル・グレスフォがタバチーネ星人のドッチーとプレアデスIIIに乗る物語は、既に以下の小説として書かれている。ジョークオルがどこに行ってしまったのかは読んでのお楽しみだ。

表紙 駆け落ち・姫とニヤけた異星人: 父殺し戦争

アイちゃん §

 こっちもオルランド関連らしいのだが、どこをどう切っても意味不明。少なくとも、人が描けないのでメカを描いたわけではなさそう。ただ、背景の罫線から分かる通りただのノートで、全く立派な紙は使っていない。デザイナーを目指していないことが良く分かる。

アイちゃん

サリーの強攻突撃艇 §

 珍しいサリー人関係のデザイン。設計運用の思想が全く違う異星人というイメージをできるだけ出そうとしたデザイン。オルランドのアタッカーとは目的は似ているが全く使い方が違う。ちなみに、めり込ませてのミサイル発射はダイダロス・アタックの影響のように見えるが、それとは別に「遠くからミサイルやビームを撃つ」以外の映像表現の検討から出てきた戦い方でもあると思われる。もちろん、人型に変形して巨大なカタナで斬るような安直な表現はナシで。

サリーの強攻突撃艇

強攻突撃艇母艦 §

 上の突撃艇の母艦なので、おそらくこれもサリー人の宇宙艦。パカッと開くと中から無数の突撃艇が飛び出すイメージで、1機ずつ電磁カタパルトで打ち出すオルランドの艦載機発進とイメージをあえて変えてある。ちなみに、前と横では開く方向が逆なので、同時に開くと動画的に楽しギミックと思われる。

強攻突撃艇母艦

描かれた時期 §

 前回の絵と時期はそれほど変わらないと思うので、おそらく1980~1983年頃。もちろん、アイちゃんといってもカーロボットどころか、トランスフォーマーそのものが存在しない頃。ダイアクロンはあったかもしれない。いずれにしても、ロボも変形ロボもほとんどやる気が無い世界だったかもしれない。

 と思いきや、他に7メカ合体ザンガンダー7の様々なメモも出てきた。どこかで公開するあてもないのに、よくやったものだ。

 ちなみに、これらのスケッチを見てメカデザインを頼んでみたい、という奇特なアニメ特撮関係者がいれば歓迎する。まあいないと思うけど。かなりとんでもないデザインを進呈することになると思うので。(普通のデザインで良ければプロのデザイナーに頼めばいい)